イベント前にApple製品のリードタイム、iPadのみ長くなる

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    現地時間2022年9月7日に開催されるAppleの新製品発表イベントを前に、Apple製品のうちiPadのみ、リードタイム(注文を受けてから商品を納品するまでにかかる時間)が長くなっていると、米メディアAppleInsiderが報じています。

    iPadのリードタイム、Macよりも長い

    AppleInsiderが入手した、J.P. Morganのリードタイム調査報告書Global Product Lead Time Trackerによれば、Apple製品のリードタイムはほぼ「適度」もしくは「安定」とのことですが、iPadのみが例外だそうです。
     
    世界全体でみるとiPadのリードタイムは9日で、Macよりも長いようです。ただし2022年6月ほどは長くないと、AppleInsiderは記しています。
     
    一方、7月中頃に最長だったMacのリードタイムはほぼ1週間以内まで短縮され、概ね平常化しています。
     
    Apple Watchのリードタイムは以前の11日から4日に、またAirPodsのリードタイムも2日から1日へと改善されています。
     
    J.P. Morganによると、iPhoneのリードタイムは多くの地域で大幅に改善され、世界全体での平均は2日になっているとのことです。

    地域別リードタイムは?

    地域別では、米国のリードタイムがほぼ全製品において短縮されました。iPhoneは3日から2日、Macは18日から8日、Apple Watchは11日から2日、そしてAirPodsは3日から1日と改善されています。ただしiPadのみ、8日から11日へと長くなりました。
     
    西欧におけるリードタイムもほぼ安定しており、特にMacとApple Watchのリードタイムが改善されています。
     
    日本ではiPhoneのリードタイムが3日から4日へと長くなりましたが、Macのリードタイムは10日から2日へと大幅に短縮されました。その他の製品は安定しています。
     
    Appleの9月および10月の新製品発表後、ホリデイショッピングシーズンへ突入する頃には、リードタイムに再び変化がみられると思われます。
     
     
    Source:AppleInsider
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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