AirPods Pro(第2世代)はLE Audioに対応?データベースに登録か

Amazon、ソフマップ・ドットコムがAir Podsシリーズを最大24%オフで販売中

Amazon、ソフマップ・ドットコムがAir Podsシリーズを最大24%オフで販売中
 
AirPods Pro(第2世代)はBluetooth 5.2に対応、LE Audioにも対応する可能性が高まりました。Bluetooth規格団体への登録が根拠となっています。

Bluetooth SIGデータベースに登録

AppleによるBluetoothの規格策定団体Bluetooth SIGデータベースへの登録によると、製品名は「ホストサブシステム5.3」、仕様は「5.3」となっています。
 
しかし米メディアMacRumorsは、Appleの同データベースへの登録は実際のバージョンよりも高い数字で行われるケースが多いことから、「5.3」というのはBluetooth 5.2を意味している可能性が高い、と述べています。
 
たとえばBeats Studio BudsはBluetooth 5.2対応ですが、登録データベースにはBluetooth 5.3と登録されていました。
 
またほとんどのiPhoneとiPadが実際はBluetooth 5.0対応であるにも関わらず、データベースにはBluetooth 5.1と記されていたそうです。

 
こうした事実などとから、今回(8月1日)登録されたのはAirPods Pro(第2世代)であり、Bluetooth 5.2に対応するというのが、MacRumrosの推測です。

LE Audio、7月に仕様が確定

そしてBluetooth 5.2には、2020年1月にLE Audioが追加されました。2022年7月には、LE Audioの仕様が確定しています。
 
LE Audioは、LC3コーデック(低消費電力ながら高品質の音を伝送)、低遅延、マルチストリーム(例:1台のスマホに複数のイヤホンやスピーカーを同時接続)、ブロードキャスト(例:スマホの音楽を複数人で共有)などの特徴を持ちます。
 
Appleは年内にAirPods Pro(第2世代)を発売すると期待されており、同製品はBluetooth 5.2およびLE Audio対応となりそうです。

 
 
Source:Bluetooth SIG,MacRumors
(lunatic)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

特集

[PR]オフィシャルサイト

目次