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Appleが、iOS、iPadOS、macOSに2つの深刻な脆弱性が見つかったとして、最新版への早急なアップデートを呼びかけています。
影響を受けるのはiPhone6s以降、iPad(第5世代)以降、iPad mini 4以降、iPod touch(第7世代以降)、およびMacです。
Appleによれば脆弱性は、WebブラウザのレンダリングエンジンであるWebKitとKernelで発見されたとのことです。
これらの脆弱性により、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、任意のコードを実行される可能性(WebKitの脆弱性)、またアプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性(Kernelの脆弱性)があります。
セキュリティアップデートはすでに配信されています。
上記のiOS端末、もしくはMacを所有するユーザーは、iOS15.6.1、iPadOS15.6.1、macOS Monterey 12.5.1に一刻も早くアップデートすることをお勧めします。
Source:Apple(1), (2), (3)
(lunatic)
元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。