iPad版Office、Apple Pencilの手書き入力「スクリブル」に対応へ

    Office Scribble

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    Microsoftは、iPad向けOfficeアプリで、「スクリブル」に対応すると発表しました。スクリブルは、iPadOS14で導入された、Apple Pencilによる手書き文字のテキスト認識や編集機能で、iPadOS15では日本語にも対応しています。

    Word、Excel、PowerPointに対応

    Microsoftが現地時間8月8日にリリースした、iPad向けOfficeアプリのベータ版であるInsiderバージョンで、スクリブルに対応しています。現在はInsiderプログラム登録者向けに提供されており、今後、正式版として一般ユーザーに提供される見込みです。
     
    スクリブルは、Word、Excel、PowerPointの各アプリに対応します。
     
    同機能は、「設定」メニューから「Apple Pencil」の「スクリブル」をオンにして、「描画」タブに表示されるペンのマークをタップすると利用できます。
     
    Microsoft Office Scribble スクリブル
     

    iPadOS15で日本語に対応したスクリブル

    スクリブルは、2020年に公開されたiPadOS14で利用可能になりましたが、当初は日本語に対応していませんでした。2021年公開のiPadOS15で日本語に対応しています。
     
    Apple Pencilで手書きした文字をテキスト入力できるのにとどまらず、単語をこすって削除、テキストを円で囲って選択などの編集操作も可能です。
     
    WWDC2020 iPadOS14 Scribble
     
    スクリブル機能は、以下のモデルとApple Pencilに対応しています。
     

    • Apple Pencil(第2世代)に対応
      • iPad mini(第6世代)
      • iPad Air(第4世代以降)
      • 11インチiPad Pro(全世代)
      • 12.9インチiPad Pro(第3世代以降)

       

    • Apple Pencil(第1世代)に対応
      • iPad mini(第5世代)
      • iPad(第6世代以降)
      • iPad Air(第3世代)
      • 9.7インチiPad Pro
      • 10.5インチiPad Pro
      • 12.9インチiPad Pro(第1世代および第2世代)

     
     
    Source:Microsoft, Apple via MacRumors
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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