iPhone14の需要にサプライヤーから不安の声〜Appleの強気計画の一方で

    iPhone13 Pro AppleEvent 2021年9月

    iPhone13 Pro AppleEvent 2021年9月
     
    iPhone14の需要に対して、Appleのサプライヤーが懐疑的な見方をしている、と台湾メディアDigiTimesが報じています。AppleはiPhone14シリーズを当初計画より5%多い9,500万台製造する計画とされています。

    iPhone14 Proの値上げが需要にマイナス?

    iPhone14シリーズの需要に対してAppleのサプライヤーから不安の声が聞かれる、とDigiTimesが伝えています。
     
    サプライヤー各社がiPhone14シリーズの需要に懐疑的なのは、iPhone14 Pro/iPhone14 Pro Maxの販売価格が引き上げられる、とApple関連情報に詳しい著名アナリストのミンチー・クオ氏が述べたことも関係しているのではないか、と米メディアMacRumorsは推測しています。
     
    なおMacRumorsは、iPhone14 Pro/iPhone14 Pro Maxの価格上昇は最小ストレージが128GBから256GBへと引き上げられるためではないか、と伝えています。
     
    iPhone14シリーズの中でも、上位モデルにあたるiPhone14 Pro/iPhone14 Pro Maxは、A16プロセッサ搭載、4,800万画素のカメラ、ノッチを廃止したディスプレイなどにより、スタンダードモデルであるiPhone14との差異化がはかられると噂されています。

    Appleは出荷台数を当初計画から5%上積み

    Appleは先日、iPhone14の年内出荷台数を例年並みの9,000万台よりも5%多い9,500万台に上方修正するとサプライヤーに伝えた、と報じられています。
     
    Appleサプライヤー各社は、8月後半とみられるiPhone14シリーズの量産本格化に向けて、従業員雇用などの準備を進めている模様です。
     
     
    Source:MacRumors
    (hato)

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