ドラクエウォークをしながら運転、死亡事故を起こした教員に懲戒処分

    ドラゴンクエストウォーク

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    NHKは8月9日、愛知県の教育委員会が「ドラゴンクエストウォーク」をプレイしながら自動車を運転し、死亡事故を起こした男性教員に停職4カ月の懲戒処分を行ったと報じました。男性教員は依願退職した模様です。

    ドラクエウォークをしながら運転

    NHKによると、男性教員は2022年5月、人気位置情報ゲームアプリ「ドラゴンクエストウォーク」をしながら自動車を運転し、横断歩道を通行中の自転車の男性をはねて死亡させました。
     
    FNNは、事故を起こした教員は愛知県立名古屋工科高校に勤める伊藤啓介容疑者(45歳)だと報じています。伊藤容疑者は事故後に逮捕され、送検後に釈放されため、現在は在宅で捜査中となっています。
     
    容疑者は「運転中に片手でスマホを持ってドラクエウォークを起動させ、ときおり画面を確認しながら運転していた」と供述しました。
     
    なお、事故現場の手前はブレーキ痕が無いと報じられており、ノーブレーキで被害者と衝突した可能性がありそうです。
     
    愛知県教育委員会は8月9日、伊藤容疑者に対して停職4カ月の懲戒処分を行ったと発表しました。なお、伊藤容疑者は同日付で依願退職した模様です。

    ながらスマホは危険

    2016年には位置情報を活用したゲームアプリ「ポケモンGO」が大人気となり、一部のユーザーがゲームをプレイしながら運転したことで死亡事故が発生する等、運転中の「ながらスマホ」が社会問題となりました。
     
    2019年には道路交通法が改正され、運転中の「ながらスマホ」に対する罰則が強化されています。
     
    なお、iOS15で提供されている集中モードの「運転」は、「自動的に有効にする」を設定しておくと、iPhoneが運転中であると認識した際に自動で「運転」集中モードがオンになります。
     
    運転中にiPhoneの通知音に気を取られて、わき見をしてしまうリスクが減りますので、おすすめです。
     
     
    Source:NHK, FNNプライムオンライン / YouTube
    Photo:ドラゴンクエストウォーク / App Store
    (seng)

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