運転中の「ポケモンGO」、死亡事故で禁錮1年2ヶ月の判決

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運転中に人気ゲームアプリ「ポケモンGO」をプレイし、女性2人を死傷させたとして、禁錮1年2ヶ月の実刑判決が下されました。同ゲームで実刑判決が下された事例は、今回が国内初となります。

国内では初の事例

事件は今年8月に徳島県の路上で発生し、助手席に置いた「ポケモンGO」に気を取られて運転した結果、女性2人をはねて1人が死亡、もう1人に大けがを負わせたというものです。男性は業務上過失致死の疑いで逮捕され、国内初の「ポケモンGO」による死亡事件として動向に注目が集まっていました。
 
今回の判決では、「ゲームに気をとられて危険な状況をみずから招いたもので、過失の程度は非常に大きい」とされ、禁錮1年2ヶ月の実刑判決が男性に言い渡されました。

運営側も対策をとっているが…

「ポケモンGO」による運転中の事故は国内で複数発生しており、先日も愛知県で小学生の男児が「ポケモンGO」をプレイしていた男性の運転する車に轢かれて死亡する事件が起きたばかりです。
 
Nianticもこうした事態を重くみて、以前よりゲーム中に運転中のプレイを控えるよう警告を出したり、移動速度が一定以上になるとプレイ制限をかけたりする試みを導入していますが、電車での移動中もプレイができなくなるなどの弊害が発生し、プレイヤーからは賛否両論の声が上がっています。
 
 
Source:NHK
(kihachi)

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