iOS16、AirPodsのファームウェア手動アップデートに対応?ベータ5が示唆

Apple サポート AirPods

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iOS16では、AirPodsのファームウェアバージョンアップがユーザーに分かりやすい方式に変更される可能性があります。iOS16ベータ5で、AirPodsのファームウェアバージョンの確認が簡単になっていることが分かりました。

AirPodsのバージョン表示がタップ可能に

開発者向けにリリースされたiOS16ベータ5で、AirPodsのファームウェアバージョン表示をタップすると、AirPods本体と充電ケースそれぞれのファームウェアバージョンを確認可能になっている、とRedditユーザーu/NoticeCrafty氏の投稿をもとに米メディア9to5Macが報じています。
 
iOS16では、ユーザー操作によりAirPodsのファームウェアアップデートを実行できるかもしれない、と9to5Macはコメントしています。
 
現時点で、AirPodsのファームウェアアップデートは、AirPodsが電源に接続された充電ケースに入り、AirPodsがペアリングされたiPhoneが近くにある状態で自動実行されており、ユーザーが操作することはできません。

AirPodsファームウェアのリリースノートも公開?

ファームウェアバージョン表示の下に、Appleサポートへのリンクがありますが、現時点ではページが公開されていないため、クリックしても「ページが見つかりません」と表示されるとのことです。
 
これまでAppleは、AirPodsのファームウェアアップデートの内容を説明したリリースノートを公開していません。iOS16以降では、ファームウェアアップデートのリリースノートがリンク先のページに掲載される可能性もあります。

iOS16では空間オーディオに新機能も

iOS16では、「パーソナライズされた空間オーディオ」が利用可能となるほか、「設定」アプリを開くと接続中のAirPodsが表示され、すぐに設定メニューに入ることができるようになります。

7月にはAirPods用ファームウェアのベータをリリース

Appleは、2022年7月にiOS16ベータ3を開発者向けにリリースした直後、AirPodsのベータファームウェアのアップデートもリリースしています。
 
このアップデートでは、AirPodsの接続先デバイスの切り替えが改善されています。なお、ベータファームウェアのインストールにはiPhoneとXcodeが必要です。
 
 
Source:Reddit, 9to5Mac
Photo:Apple
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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