Studio DisplayのWebカメラ問題、本質的には修正されない

    Studio display

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    ファームウェアのアップデートにより改善されたと見られるStudio DisplayのWebカメラ問題について、Bloombergのマーク・ガーマン記者が改めて「ハードウェアの問題なので、ソフトウェアアップデートで改善はされても、根本的に直ることはないと指摘しています。

    ファームウェアアップデートで画質は若干改善

    Studio Displayが搭載するWebカメラの画質が低い問題は、当初からユーザーの間で取り沙汰されてきました。
     
    先日リリースされたStudio Display向けの新しいファームウェア15.5により、Webカメラの画質は若干改善されたようです。
     
    しかしガーマン記者は、自身のニュースレター「Power On」において、「AppleがStudio Displayのカメラ問題を修正していないのは明らかだ」と述べています。

    Appleは問題を修正するとは言っていない

    同記者は以前にも、Studio Displayのカメラの画質が低いのはハードウェアの問題であり、Appleはソフトウェアアップデートによって「改善するとは言っているが、修正するとは言っていない」とTwitterに投稿していました。
     
    Appleはソフトウェア更新によってWebカメラの画質がどの程度改善されるか様子見している状態で、ある程度よくなればユーザーがこの問題を忘れると踏んでいるのではないか、というのが同記者の見方です。
     
    「そして3〜4年経ったら、Webカメラ問題のない、新しいモニターが発売されるだろう」ともガーマン記者は記しています。

     
     
    Source:Power On
    Photo:Apple
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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