Twitter、プッシュ通知機能強化のため「OpenBack」を買収

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    Twitterのコンシューマー・プロダクツ部門を率いるジェイ・サリバン氏は現地時間4月12日、同社がアイルランドのダブリンを拠点とするモバイルエンゲージメントプラットフォーム「OpenBack」を買収したことを発表しました。OpenBackチームは、TwitterのBluebirdプロダクトチームに加わり、同プラットフォームの通知システムの改善に注力する予定です。
     
    なお、この買収の金銭的条件は明らかにされていません。

    Twitter、OpenBackを買収

    2015年に設立されたOpenBackは、プッシュ通知をデバイス側で制御することで、アプリのエンゲージメントを高めることを目的としたプラットフォームです。従来のSDKのプッシュ通知とは異なり、サードパーティーのサーバーを必要としないため、モバイルアプリはデバイス上で簡単にデータを処理することができます。
     
    TwitterはOpenBackの持つ技術を活用することで、ユーザーが最も関心のある通知に焦点を当て、無関係な通知を減らすことを目指しています。

    Twitter、ここ数年で数々の買収を行う

    Twitterはここ数年、自社製品強化のため買収を繰り返しています。
     
    同社は昨年、メッセージングシステムをより強化するため、「Sphere」と「Quill」を買収しました。また、ユーザーがTwitter上で長文のスレッドを作成、共有できるよう「Threader」も買収しています。
     
    さらに、ニュースレターのプラットフォームの「Revue」や、Twitter Spacesの強化のため、ポッドキャストアプリの「Breaker」も買収しています。
     
    OpenBackを買収することで、Twitterはプライバシーを第一に考え、適切な通知を適切なタイミングでユーザーに届けることができるようになります。同社の広報担当者は、Twitter体験をよりパーソナライズする方法を引き続き検討していくと語っています。
     


     
     
    Source:TechCrunch via 9to5Mac
    (m7000)

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