Huawei、第3世代の折りたたみスマホを近く発表する可能性〜新たに販売承認を取得

Huawei Mate X2の画像

Huawei Mate X2の画像
 
中国ブランドHuaweiが、「Mate X3」のものとみられるデバイスの販売承認を中国の認証機関である3Cから取得した、と報じられています。このことから、新型折りたたみスマホの発表が迫っている可能性が浮上しました。

5G非対応の折りたたみ端末

Huawei Mate X3は、Snapdragon 8 Gen 1とKirin 9000の2つのシステム・オン・チップ(SoC)バージョンモデルが販売される見通しです。なお、両機ともに5Gには非対応となる見込みです。
 
Huaweiが新たに販売承認を取得した、モデル番号「PAL-AL00」というデバイスがMate X3である可能性が濃厚とされています。
 
huawei mate x3
 
リーカーのWHYLAB氏のWeibo上の投稿によれば、同機には4,500mAhのバッテリーが搭載され、Huawei独自のモバイルOSであるHarmonyOS 2.0.1がプリインストールされる可能性があるとのことです。

米政府の制裁により苦戦を強いられるHuawei

Huaweiの最新折りたたみスマホが5G非対応なのは、米政府の許可なしに米国企業との取引を禁じるという米トランプ政権時代に始まった制裁により5Gチップの量産ができないためです。
 
また、HarmonyOSという独自モバイルOSを使用せざるを得ないのも、GoogleマップやGoogle Playストアを搭載したAndroidを利用することができないからです。
 
スマホ事業の一部売却の噂が報じられたHuaweiでしたが、同社最高経営責任者(CEO)の任 正非(じん せいひ)氏は、噂を真っ向否定しています。
 
 
Source:Weibo via Notebookcheck
Photo:The Verge
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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