【アカデミー賞】Apple TV+「CODA」が助演男優賞〜Apple初の快挙

    アカデミー賞 助演男優賞 トロイ・コッツァー apple tv+

    アカデミー賞 助演男優賞 トロイ・コッツァー apple tv+
     
    Apple TV+で配信されている「CODA(邦題:コーダ あいのうた)」で、トロイ・コッツァーが助演男優賞を受賞しました。アカデミー賞受賞は、Apple初の快挙となります。

    受賞が本命視されていた俳優

    ティム・クック最高経営責任者(CEO)も出席している第94回アカデミー賞にて、Apple TV+のヒット作品「CODA」で主人公の父親を演じているトロイ・コッツァーが、助演男優賞を受賞しました。
     


     
    演じた役同様、実生活でも聾唖者のトロイ・コッツァーは、全米俳優組合(SAG)賞や英アカデミー(BAFTA)賞も獲得しており、大一番でのアカデミー賞でも本命視されていました。同氏は壇上で「聾唖者のコミュニティ、CODA(聾唖の親を持つ子供)のコミュニティ、そして障がい者のコミュニティに捧げる」とし、「我々の時だ(This is our moment)」と力強く語りました。
     
    このほか、脚色賞も「CODA」のシアン・ヘダー監督が受賞しています。
     

    作品賞や主演男優賞にも期待

    ゴールデングローブ賞はドラマ「テッド・ラッソ」で獲得済のAppleでしたが、配信作品がアカデミー賞を受賞したのは今回の「CODA」が初となります。とりわけ多様性の尊重を推し進めてきたAppleにとって、耳の聞こえない一家を描いた「CODA」が受賞したことは、非常に大きな意味を持つはずです。
     
    「CODA」は作品賞にもノミネートされているほか、主演男優賞では同じくApple TV+配信作品の「マクベス」でデンゼル・ワシントンが控えているだけに、さらなる快挙となるのかに注目が集まります。
     
     
    Source:Twitter/TheAcademy
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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