iPad Air(第5世代)のM1チップはiPad Proと同等性能

    iPad Airの画像

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    新たに発表された第5世代iPad Airには、MacBookやiPad Proと同じM1チップが搭載されることが発表されましたが、第6世代iPad miniのように動作周波数を落としたチップが使われるのではないかという懸念がありました。
     
    新たに登場したGeekbenchのスコアによると、どうやら第5世代iPad AirにはiPad Proと同等性能のM1チップが搭載されるようです。

    iPad Proと同等のM1チップを搭載する第5世代iPad Air

    Geekbenchのサイトに掲載された結果によると、第5世代iPad Airに搭載されるM1チップのCPUの動作周波数は3.2GHzです。
     
    第5世代iPad AirのGeekbenchスコア
     
    これは第5世代iPad Pro(12.9インチモデル)に搭載されたM1チップと同等の動作周波数であり、Geekbenchのシングルコア/マルチコアスコアも同等となっています。
     
    第5世代iPad ProのGeekbenchスコア
     
    Appleは第6世代iPad miniにiPhone13シリーズと同じA15 Bionicを搭載しましたが、その動作周波数をiPhone13シリーズより低く抑えています
     
    第5世代iPad Airでも同じことをおこなうのではないかと危惧されていましたが、杞憂だったようです。

    iPad Airはコストパフォーマンスが高い?

    Apple Storeでは現在、第5世代iPad Airは74,800円(税込)から予約購入できます。
     
    これに対してM1チップ搭載iPad Proの価格は11インチモデルが94,800円(税込)から、12.9インチモデルが129,800円(税込)からです。
     
    特にiPad Proの11インチモデルとはディスプレイサイズが同等であり、M1チップも同等性能であることから、LiDARやProMotionディスプレイ、Face IDなどが不要であれば第5世代iPad Airはお買い得といえるかもしれません。
     
    第5世代iPad Airは既に予約開始されており、2022年3月18日(金)に発売予定です。

     
     
    Source: Geekbench, Apple via MacRumors
    (ハウザー)

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    この記事を書いた人

    本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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