Mac向けアプリ「Yoink」がアップデート。クリップボード履歴機能が復活

Yoink

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ドラッグ&ドロップを効率化する人気のMac向けアプリ「Yoink」のアップデートが公開され、macOS 11 Big Sur以降でクリップボード履歴機能が復活しました。

「Yoink」について

Yoink」は、Macのワークスペース内でのファイル移動を容易にするために最適化されたドラッグ&ドロップツールです。一時的なファイル置き場を作成し、そこに複数のファイルを置くことができ、取り出して別のフォルダへ移動することもできます。
 
Finderからファイルをドラッグすると、画面の端にYoinkのウィンドウが表示され、そこにドラッグできるようになります。マウスを離すと、ファイルを目的の場所に簡単に移動できます。

新機能について

今回のアップデートにより、macOS 11 Big Sur以降でクリップボード履歴機能が復活し、新しいウィジェットが実装されています。
 
ウィジェットでは、コピーしたアイテムをYoinkのウィンドウに送ったり、アイテムが消えないようピン留めすることも可能です。新しいクリップボードウィンドウでは、非表示のアイテムを表示したり、以前コピーしたファイルを整理することができます。また、以前に削除したコンテンツを復活させることができるSiriショートカットも用意されています。

改良やバグ修正

その他、様々な改良や不具合の修正が行われています。クリップボードからYoinkに画像を貼り付ける際のデータのデフォルトは、TIFFからPNGに変更されました。さらに、HEIC、HEIF、TIFFの画像ファイルに対してJPEG、PNGのデータを提供するようになり互換性が向上しています。
 
Yoinkは、M1及びIntelチップ搭載Macの両方にネイティブ対応しています。Yoink for Macは、App Storeで1,100円で提供されており、Yoinkの公式サイトでは30日間の無料トライアル版をダウンロードすることができます。なお、YoinkはiPhone及びiPad向けアプリも提供されています。
 

 
 
Source:9to5Mac
(m7000)

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この記事を書いた人

本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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