AirPods Proの通話時の音質、2021年にひっそり向上していた - iPhone Mania
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2022年2月2日 19時16分

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AirPods Proの通話時の音質、2021年にひっそり向上していた

Apple AirPods Pro


 
2021年秋のAirPods(第3世代)発売と同時期に、AirPods Proの通話時の音質が向上していたことが分かりました。従来よりも高音質のBluetoothコーデックが適用されていることを開発者が発見しています。

AirPods(第3世代)発売と同時にAirPods Proの音質も向上

2021年のAirPods(第3世代)発売と同時期に、AirPods Proを使った通話の音質が向上していたことが分かった、とWeb開発者のマルコ・プファイファ氏が指摘しています。
 
Appleは、AirPods(第3世代)を発表した際、音質について「フルHDの音声品質を提供する優れた音声コーデックであるAAC-ELDにも対応」と説明しています。
 
Apple AirPods(第3世代)
 
AAC-ELDは、Advanced Audio Codec Enhanced Low Delayの略称で、遅延の少ない双方向のモノラル音声を24,000ヘルツで伝送可能です。
 
プファイファ氏は、ファームウェアアップデートによりAirPods Proにも同じコーデックが提供されていることを、MacでGoogle Meet通話した際のログから確認しています。

2021年10月6日のアップデートで音質向上か

AirPods(第3世代)の発表・発売時期から、AirPods Proの音質が向上したのは、2021年10月6日に配信され、「探す」ネットワークに対応したファームウェアアップデートバージョン「4A400」ではないかと推測されます。
 
現時点での最新版ファームウェアは、2021年12月に公開されたバージョン「4C165」です。
 
なお、プファイファ氏によると、音質向上が確認できているのはAirPods Proのみで、第1世代や第2世代のAirPodsやAirPods Maxについては未確認です。

音質の違いはBluetoothの通信方式

AirPodsシリーズなどに使われているBluetoothには、複数のプロファイルが存在します。
 
一方通行の伝送が行われる音楽などの再生には、A2DP(Advanced Audio Distribution Profileの略)プロファイルが使われます。
 
通話時には、双方向の伝送が必要となるため、HFP(Hands Free Profileの略)と呼ばれる方式が用いられます。
 
HFPには、2002年に規格が定められたCVSD(モノラル双方向8,000ヘルツ)と、2009年に規格が定められたmSBC(モノラル双方向16,000ヘルツ)の2種類のコーデックが主に使われてきました。
 
Appleは、AirPods(第3世代)やAirPods Proに、新たなプロファイルであるAAC-ELDを投入したというわけです。
 
同氏のMediumへの投稿からは、CVSD、mSBC、AAC-ELDの音声サンプルをダウンロードできるので、興味のある方はダウンロードして聴き比べてみてください。
 
なお、Appleの音響担当副社長のギャリー・ギーブス氏は2021年12月のインタビューで、AirPodsはBluetoothの制約の中で可能な限り高音質を実現できるよう努めているが、帯域幅がもっとあれば嬉しい、とも述べています。
 
 
Source:Marco Pfeiffer/Medium via AppleInsider
Photo:Apple (1), (2)
(hato)

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