AirTagを悪用したストーカー行為を禁止する法案、米州議会に提出

    Apple AirTag

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    米ペンシルバニア州で、AirTagを悪用したストーカー行為を禁止する法案が提出されました。法律が成立すれば、同州がAirTagの悪用禁止を法制化する初めての州となります。

    「AirTagの悪用は犯罪」を法制化

    AirTagを悪用したストーカー行為の禁止を定める法案を提出したのは、ペンシルバニア州議会議員のジョン・ギャロウェイ氏です。
     
    ギャロウェイ氏は、AirTagを車やハンドバッグやコートのポケットなどに忍び込ませて位置を追跡するストーカー被害事件がたびたび報道されていることに触れ、AirTagの正確な位置検出機能は、鍵や財布やバッグなどの所有物の位置を確認する本来の目的でのみ使用されるべきだ、と主張しています。
     
    ギャロウェイ氏は法案について、同意なき位置情報の追跡は犯罪であることを明確にし、ペンシルバニア州の住民を守る目的がある、と意義を説明しています。
     
    ペンシルバニア州議会は現在、法案を公開し支持者を募集しています。ギャロウェイ氏が提出した法案が成立すれば、同州はAirTagを悪用したストーキング行為を法律で禁止する初めての州となります。

    Appleはサポート文書でストーキング被害を防ぐ方法を紹介

    AirTagは、他人のApple IDに登録されたAirTagが一緒に移動していることを検出するとiPhoneに通知するほか、音を鳴らして警告します。
     
    AppleはiOS15.2で他人のAirTagを確認しやすくしたほか、製品を悪用したプライバシー侵害を防ぐための方法を紹介したサポート文書で、AirTagの安全な使用方法について案内しています。
     
    Appleは、Androidユーザー向けに、AirTagや「探す」アクセサリーを検出できるアプリも提供しています。
     
     
    Source:9to5Mac
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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