Apple、Android向けにAirTagトラッキングアプリを公開


 
AppleはAndroid端末ユーザーのプライバシー上の懸念を受け、知らないAirTagを検出できるAndroidアプリを公開しました。

バッテリーの取り外し方なども指南

Appleの忘れ物防止トラッカーAirTagが悪用される事例が頻繁に報告されていますが、これまで知らないAirTagの検出機能はiPhoneのみに限られており、Androidユーザーは置き去りになっていました。
 
この状況を解決するため、AppleはAndroidアプリ「Tracker Detect」をリリースしました。
 
Google Playストアのアプリの説明書きには、以下のように記載されています。
 

Tracker Detectは、所有者の手元を離れた、Appleの「探す」ネットワークと互換性のあるアイテムトラッカーを探します。これらのアイテムトラッカーには、AirTagおよび他社の互換性のあるデバイスが含まれます。誰かがAirTagまたは別のデバイスを使用して現在地を追跡していると思われる場合は、スキャンして見つけることができます。

 
「Tracker Detector」アプリが、所有者の手元を離れた、身に覚えのないAirTagを見つけた場合、アプリ内で“Unknown AirTag”と表示されます。Androidアプリは、トラッカーを特定してから10分以内に音を鳴らすことができます。トラッカーが持ち主から離れてからアプリに表示されるまでには、最大で15分かかることがあるとAppleは述べています。
 
識別されたトラッカーが「AirTag」の場合、Appleはアプリ内でバッテリーの取り外し方法も提示してくれます。また、Appleはアプリ内で、アイテムトラッカーによって身の危険を感じた場合は、警察に連絡するよう警告しています。
 
 
Source:Tracker Detect/Google Playストア via CNET
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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