iOS15のバージョン別シェアは63%、前年同時期のiOS14より低下

    iOS15 イメージ画像

    iOS15 イメージ画像
     
    Appleは現地時間1月13日、iOSとiPadOSのバージョン別シェアを公開しました。iOS15のiPhone全モデルにおけるシェアは63%と、最新バージョンのシェアが昨年のiOS14と比較して低くなっています。

    iOS15のシェア、最近4年間のモデルで72%

    Appleは現地時間1月11日時点でのiOSとiPadOSのバージョン別シェアを開発者向けWebサイトで公開しました。このデータは、App Storeにアクセスした端末から収集した情報をもとに集計されています。
     
    最近4年間に発売されたiPhoneでは、iOS15が72%、iOS14が26%、それ以前のバージョンが2%です。
     
    すべてのiPhoneでのシェアは、iOS15が63%、iOS14が30%、それ以前が7%となっています。
     
    iOS バージョン別シェア Apple
     

    iPadOS15、最近4年間のモデルでは57%

    iPadOSでは、最近4年間のモデルでiPadOS15が57%、iPadOS14が39%、それ以前のバージョンが4%でした。
     
    全モデルでは、iPadOS15が49%、iPadOS14が37%、それ以前が14%となっています。
     
    iPadOS バージョン別シェア Apple
     

    昨年のiOS14より10ポイント低い、iOS15の普及率

    Appleが約1年前の2020年12月に公開したデータでは、当時の最新バージョンiOS14が、4年以内発売のモデルで81%、全モデルで72%でした。
     
    iOS15の普及率は、公開が昨年より1カ月ほど遅いにもかかわらず、10ポイントほど低い結果となっています。
     
    これは、Appleが重要なセキュリティアップデートをインストールしながらiOS14を使い続ける選択肢を提供しているためと考えられます。
     
    しかしAppleはこの方針を変更し、iOS15.2の公開以降はiOS14を使い続ける選択肢を廃止していることから、今後はiOS15、iPadOS15のシェアが高くなると考えられます。
     
     
    Source:Apple via 9to5Mac
    (hato)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします

    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

    特集

    [PR]オフィシャルサイト

    目次