Apple、Xcodeを更新。Swift Playgrounds 4のリリースを示唆


 
Appleは現地時間12月13日、同社のアプリ開発に特化した統合開発環境「Xcode」の最新バージョン「Xcode 13.2」を公開しました。リリースノートでは、「Swift Playgrounds 4」がまもなくリリースされる可能性があることが示唆されています。

Swift Playgrounds 4、まもなくリリースされる可能性

Xcode 13.2には、iOS15.2、iPadOS15.2、tvOS15.2、watchOS8.3macOS Monterey 12.1向けのソフトウェア開発キットSDKが含まれており、iOS9以降、tvOS9以降、watchOS2以降のオンデバイスデバッグをサポートしています。
 
リリースノートの「新機能」の項目では、「Swift Playgrounds 4」で作成したアプリプロジェクトのサポートが含まれています」と説明されています。
 
「Swift Playgrounds」は、Apple製品のアプリを開発するためのプログラミング言語Swiftが学べるアプリで、初心者でも簡単に習得できるよう開発されています。Swift Playgrounds 3は、2019年5月にiPad向けに提供が開始され、2020年にリリースされたSwift Playgrounds 3.3では、macOSにも対応しています。
 
Appleは世界開発者会議(WWDC21)において、Swift Playgrounds 4を発表し、Swift Playgrounds内からApp Storeに直接アプリを公開できるようになる機能を紹介しました。

Xcode 13.2のその他の新機能などについて

また、Xcode 13.2ではクラッシュ解析ツール「Xcode Organizer」が更新され、アプリの性能やパフォーマンスの指標を表示するスマートインサイト及び通知機能のサポートが追加されています。さらに、Appleが提供するローレベルなグラフィックスAPI「Metal」に新機能が導入され、TextureConverter 1.1では、ビルド時のテクスチャを解凍する機能、エラーメトリクスのサポート、出力テクスチャが最新のものである場合の圧縮のスキップのサポートが追加されています。
 
また今回のアップデートには、既知の問題に対するバグ修正も含まれます。最新バージョンをダウンロードするには、macOS Big Sur 11.3以降を搭載したMacが必要です。
 
 
Source:Apple via AppleInsider
(m7000)

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この記事を書いた人

本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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