iOS15のインストール率、11月終盤でようやくiOS14を上回る

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    2021年9月21日に正式版がリリースされたiOS15のインストール率の伸びは緩やかで、調査会社Mixpanelの調べによると、11月28日時点でようやくiOS14を上回ったようです(下図)。

    12月9日のiOS15インストール率は58%

    同社の調べによれば、12月9日現在のiOS15のインストール率は58%、iOS14は36%です。
     
    AppleはまだiOS15のインストール率のデータを発表していません。同社が公開している最新データは、2021年6月3日時点でのものであり、この時の最新OSはiOS14でした。
     
    https://mixpanel.com/trends/#report/ios_15/from_date:-29,report_unit:day,to_date:0

    iOS15のインストール率が伸び悩んでいる理由とは

    iOS15のインストール率は、10月の時点から低調に推移していることが指摘されていました。その理由として、iOS14では正式版の公開直後から多くの新機能が使えたのに対し、iOS15では公開時点で使えない新機能が多数あったことが挙げられています。
     
    またAppleがiOS15のリリース時に、いますぐiOS15にアップデートしなくても、重要なセキュリティアップデートを利用しつつ、iOS14を使い続ける選択肢を用意したことも、iOS15のインストール率が伸びない背景にあると考えられます。
     
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    Source:Mixpanel via MacRumors
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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