必死の引き留め作戦が功を奏す?Edgeのシェアが上昇し、Chromeのシェアが低下

EdgeブラウザとChromeブラウザのロゴ

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MicrosoftはEdgeブラウザからChromeブラウザをダウンロードしようとするユーザーを引き留めようと、Chromeブラウザをディスるポップアップを表示するなど必死でEdgeブラウザを使うユーザーを増やそうとしてきました
 
その作戦が功を奏したのか、2021年11月のEdgeブラウザのシェアが過去最高となり、一方でChromeブラウザのシェアが低下しています。

はじめて4%を超えたEdgeブラウザのシェア

StatCounterの調査によると、2021年11月のEdgeブラウザのシェアは4.19%で、はじめて4%を超えました
 

Source: StatCounter Global Stats – Browser Market Share


 
1年前の3.01%に比べ、1%ポイント以上のシェア上昇です。
 
EdgeブラウザはChrome、Safariに次ぐシェア第3位の座を2021年8月から守り続けています。
 
一方、Chromeブラウザは前月の64.67%から64.06%にシェアを落としました

Microsoftの必死の作戦が功を奏す?

MicrosoftはEdgeブラウザのシェアを高めるため、ChromeブラウザをダウンロードしようとするユーザーにChromeブラウザをディスるポップアップを表示してまで、Edgeブラウザのユーザー数を増やそうとしています。
 
今回のシェアの変化は、この必死の作戦が功を奏したといえるのかもしれません。
 
ただ、2位のSafariですら2021年11月におけるシェアは19.22%と、Edgeブラウザの4.19%からはまだまだ遠い位置にあり、Edgeブラウザが上位と張り合うにはまだまだユーザー数が足りません。
 
一方、MicrosoftとGoogleは共同で、Edge/Chromeブラウザのクリップボード機能拡張に取り組んでいます

 
 
Source: StatCounter via Gizchina
(ハウザー)

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この記事を書いた人

本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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