Samsung Display、LCD製造装置を中国もしくはインド企業に売却

    Samsung Display

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    韓国メディアThe Elecが、Samsung Display液晶ディスプレイ(LCD)製造装置を、中国もしくはインド企業へ売却する可能性が高いと報じました。

    液晶ディスプレイ製造装置を売却、入札実施予定

    The Elecによれば、Samsung DisplayはL8-1製造ラインにおいて、テレビやIT製品用液晶ディスプレイパネルを製造していましたが、2021年第1四半期(1月〜3月)に、稼働を停止しました。
     
    同社は以前より、液晶ディスプレイ製造事業から撤退すると述べていました。現在稼働しているのは牙山工場のL8-2製造ラインのみで、Samsungのテレビ用として2022年末まで液晶ディスプレイを製造予定です。
     
    Samsung DisplayはL8-1製造ラインで使用していた液晶ディスプレイ製造装置の売却を進めています。
     
    同社は装置売却において入札を計画しており、中国およびインドの企業が関心を示しているようです。

    液晶ディスプレイは中国企業が席巻

    液晶ディスプレイ市場では現在、中国BOEおよびCSOTが圧倒的なシェアを占めています。
     
    BOEは有機ELディスプレイにおいても存在感を高めており、iPhone向けにも供給数を拡大するとみられています。
     
     
    Source:The Elec
    Photo:コリア・エレクトロニクス

    (FT729)

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