元診療看護師の女性、Apple Watchが命を救ったと語る。心拍数の異常を検知
元診療看護師の女性が、Apple Watchが2度にわたり心拍数の異常な低下を知らせてくれたおかげで命を救われたと自身の体験を語っています。最終的に、彼女の心臓にはペースメーカーが必要であると医師に診断されています。
Apple Watch、心拍数の異常な低下を検知
ミズーリ州セントルイスのテレビ局KMOVのニュース番組において、パティ・ソン氏は自身の体験を語っています。ソン氏は、母の日に息子からApple Watchをプレゼントされたことに感謝していると話し、「これは医療機器ではありませんが、心拍数を知らせてくれたおかげで、私は命を救われたと思っています。なぜなら、それがなければ私は病院に行かなかったからです」と語りました。
ソン氏は最初に、自身の心拍数が1分間に40回以下になったことをApple Watchの通知によって知りました。Apple Watchは、心拍数が正常値を上回る、もしくは下回る状態が続いた場合、通知を送信してユーザーに知らせてくれます。彼女は安静時の心拍数が40bpmを下回ったという通知を受け、病院に行き検査を受けました。
その日は心拍数が正常値に戻ったため帰宅したものの、数日後にも、Apple Watchから同様の警告を受け、医師はソン氏の心臓には、心拍数を調整するためのペースメーカーを装着する必要があると最終的に判断しました。
これまでも、Apple Watchが命を救った例は数多く報告されています。例えば、Apple Watchの転倒検知機能がユーザーの命を救った事例や、ユーザーの心房細動を検知し、早期の受診に貢献したことなどが報じられています。
Source:KMOV via 9to5Mac
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