Apple Watchがユーザーの心房細動を検知、早期の受診に貢献


     
    Apple Watchが命を救った例は数多くあります。その事例はApple Watchの普及、そしてヘルスケア機能の充実を受けてさらに増えている印象です。今回報告された事例は70歳の女性がApple Watchから心房細動を検知したとの通知と医師への受診を勧めるメッセージを受け取り、早期受診のきっかけになった例です。

    すぐに医師に連絡してください

    Apple Watch Series 5から心電図測定用のセンサーが搭載され、また不規則な心拍を通知する機能が搭載されています。心電図はユーザーが測定した時だけ記録されるのに対し、不規則な心拍は常に監視されており、Apple Watchが検知した時にユーザーに通知される仕組みになっています。そのため日常的にApple Watchを装着していればユーザーは不規則な心拍についての警告を受け取ることができます。
     
    Apple Watch AFib
     
    今回報告されたアリゾナ州の女性は、散歩に出掛ける直前に、Apple Watchから「心拍数は174です」、「あなたは心房細動です」と警告され、「すぐに医師に連絡してください」と医師の診察を受けるように促されました。急速な心拍数の変化は心房細動の特徴の一つであり、女性が受診した医師はApple Watchの記録を確認し、心房細動の診断を下しました
     
    心房細動は放置すれば深刻な結果を招くこともあり、Apple Watchによる素早い検知、通知による迅速な受診と記録を確認して円滑な診断ができたことで、彼女は命を救われたとしています。先日もApple Watchの転倒検知機能がユーザーの命を救ったと報じられるなど、ユーザーの健康、安全を守る上でも重要なデバイスになりつつあることが改めて確認されました。
     
     
    Source:AppleInsider
    (KAZ)

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