Google、Pixel 7向けの第2世代Tensorチップを開発中?

    GoogleのTensorチップ

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    Googleは新しいフラッグシップスマートフォンであるPixel 6/6 Proを発売したばかりですが、早くも次のPixel 7に関する情報が入ってきました。
     
    Pixel 7に向け、第2世代Tensorチップを開発中とのことです。

    モデルナンバー「GS201」を開発中

    Pixel 6に搭載されているアプリを調査しているチームが、Pixel関連の新しいコードネームである「Cloudripper」に関する記述を見つけました
     
    これは、Pixel 7のコードネームではなく、開発のためのボードの名称と考えられます。
     
    Pixel 6/6 Proの場合も「Slider」というコードネームが存在しました。
     
    そして、この「Cloudripper」は第2世代Tensorチップであるモデルナンバー「GS201」に接続されているとのことです。
     
    Pixel 6に搭載されている第1世代Tensorチップはコードネーム「GS101」でした。
     
    このGS201は、XDA Developersのミシャール・ラーマン氏がAndroidのソースコード変更で見つけたものと同一です。
     

    第2世代Tensorチップの詳細は不明

    ただし、現時点でわかっているのはGS201というモデルナンバーだけで、その詳細は不明です。
     
    第1世代Tensorチップに関してはさまざまなベンチマーク結果が明らかとなっています。
     
    機械学習性能でAppleのA15 Bionicに負けたりCPU性能も3年前のA12 Bionic並であるとされたりする一方、実使用環境を模したスピードテストではiPhone13 Pro Maxに肉薄するとのことです。

     
     
    Source: 9to5Google, Mishaal Rahman/Twitter
    (ハウザー)

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    この記事を書いた人

    本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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