新型MacBook Proが到着、「メニューバーがノッチに対応していない?」
デザインが刷新された新型MacBook Proは、Webカメラが埋め込まれたノッチを搭載しているのが特徴です。製品を受け取ったYouTuberの男性が、サードパーティーアプリがどのようにノッチに対応しているか確認してみたところ、奇妙なふるまいが見られた、と動画を投稿しています。
ノッチの下にも誤ってメニューが表示?
YouTubeチャンネルSnazzy Labsを運営するクイン・ネルソン氏は、新型MacBook Proで人気アプリ「iStat」のメニューバーがどのようにノッチに対応しているかを調べたところ、ノッチがないときと同じようにメニューバーが表示されることを突き止めました。
ノッチの下にもメニューバー表示が続いており、よく見えない部分が存在するのがわかります。
WTF HAHAHAHA HOW IS THIS SHIPPABLE? WHAT IS THIS?! pic.twitter.com/epse3Cv3xF
— Quinn Nelson (@SnazzyQ) October 26, 2021
2つ目の動画では、旧バージョンの「DaVinci Resolve」がノッチ環境で試されています。動画編集アプリのドロップダウンメニューがノッチに隠されたメニューバー領域を避けており、マウスカーソルはノッチエリアに入り込めないようになっているのが確認できます。
WHO DESIGNED THIS?! 😂 pic.twitter.com/ADVqmfdqV2
— Quinn Nelson (@SnazzyQ) October 26, 2021
後者の動作について、Appleが意図的に行っているものと思われる、と米メディアMacRumorsはコメントしています。ノッチエリアの下にあるアクティブスペースを無効にし、マウスポインタを遮断することで、古いアプリケーションがそのスペースにメニューを表示できないようにしている、とのことです。
なお、DaVinci Resolveはすでにv17.4で新型MacBook Proへのフルサポートが実現しています。
ノッチは“スマートな方法”
MacBook Proへのノッチの導入で、マウスカーソルがどのようなふるまいになるのか、4つの可能性が考えられていましたが、最終的に「すり抜け」になっていることが判明しています。
AppleのMac製品ラインマネージャーは、新型MacBook Proのノッチは「スマートな方法」である、と最近のインタビューで説明しています。
Source:MacRumors
(lexi)