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2021年10月4日 09時06分

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Appleはビデオゲームを作っていないのに、ゲーム業界では最もホットなプレイヤー

iphone13 pro


 
Appleは自社でゲームを制作しているわけではありませんが、Xboxを作ったMicrosoft、言わずと知れた任天堂、World of Warcraftシリーズなどの代表作があるActivision Blizzard、そしてPlayStationのソニーの4社を合わせた売上高を上回る利益をゲームから得ていたことが、The Wall Street Journalの調査により明らかになりました。

ゲートキーパーとして多くの利益を上げるApple

Appleは、他企業や開発者が手掛けたゲームをApp Storeで販売、配布していますが、アプリ内課金の30%を手数料として徴収するゲートーキーパーとして、多くの売上を上げています。
 
2020年1月1日〜12月14日までの期間でアプリストアで最も多くの売上を上げたゲームアプリは、「PUBG Mobile」で、App StoreとGoogle Playストアを合わせて26億ドル(約2,885億円)の収益を得ました。2位と3位につけたのは「Honor of Kings」と「Pokémon GO」で、それぞれ25億ドル(約2,774億円)と12億ドル(約1,332億円)の利益を上げました。
 
WSJの独自の分析によれば、Appleが2019年にゲームアプリから得た業務利益は85億ドル(約9,427億円)であったとのことです。これは、ソニー、Activision、任天堂、Microsoftの4社の業務利益を合わせた額よりも20億ドル(約2,218億円)上回る数字です。

少数のユーザーがほとんどの課金額を支払っている?

AppleはiPhone13 Proで、最大120Hzのリフレッシュレートで画面を更新するProMotionを導入しましたが、この機能はゲーマーにとってはひときわ嬉しいアップグレードであったに違いありません。
 
2017年時点で、App Storeのゲーム顧客のわずか6%が総課金額の88%を占めており、平均で年間750ドルを支出していた事実が明らかになっています。1%のゲーマーは平均で年間2,694ドルを費やし、総課金額の64%を占めており、ゲーム業界においては少数のユーザーの需要に応えることがいかに重要であるかが伺えます。

Appleの牙城は永遠には続かない?

人気のサードパーソンシューター「フォートナイト」を提供するEpic Gamesとの裁判や、韓国政府によるアプリストアでのサードパーティー製決済システムの使用許可など、App Storeの独占的な運営を問題視する動きが高まっています。
 
App Storeは、2018年と2019年の両会計年度において、売上高からコストを差し引いた収益性を示す指標である営業利益率が79.6%に達したとの調査結果も出ていますが、Appleのゲーム業界における現在の立ち位置に、今後大きな変化が生じるかもしれません。
 
 
Source:WSJ, Sensor Tower
Photo:Patently Apple/YouTube
(lexi)

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