グラフで見るiPhoneとAppleシリコンの性能変化

AppleはiPhoneに、自社設計のAチップを搭載しています。Creative Strategiesのアナリスト、ベン・バジャリン氏が、iPhone5s(A7)から最新のiPhone13(A15)までの、Appleシリコンのパフォーマンスの向上を、グラフにまとめて紹介しています。
買い替えごとに80%〜91%の性能向上を体験
このグラフからわかるのは、まずiPhoneが年々確実に性能向上を遂げているということです。しかしその一方で気づくのは、年ごとの性能向上率はiPhone6s(A9)をピークに年々下がっているという点です(赤い折れ線グラフ)。
とはいえ、iPhoneの性能が毎年向上していることにはかわりありません。iPhone6からiPhone8/Xまでの4年間では192%性能向上しているのに対し、iPhone XSからiPhone13までの性能向上率は91%に下がっていますが、それでも91%も伸びているのです。
近年、iPhoneユーザーの平均的な買い替えサイクルは3年〜4年となっているので、ほとんどの人はiPhoneを買い換える際に80%〜91%の性能向上を体験している、とバジャリン氏は述べています。
AppleシリコンはあくまでApple製品を構成する一部
またバジャリン氏はAppleのAppleシリコンがほかの半導体メーカーのシステムオンチップ(SoC)とは違うと指摘します。AシリーズチップやM1チップはしばしばIntel、AMD、QualcommなどのSoCと比較されますが、他社のSoCが「完成品」であるのに対し、AppleシリコンはあくまでもApple製品を構成する一部に過ぎない(ただし非常に重要な役割を果たしている)と同氏は指摘します。
したがって他社のチップとベンチマークスコアだけを比較してもあまり意味がないとバジャリン氏は続けます。AppleシリコンはAppleのほかのハードウェアやソフトウェアと緊密に統合され、全体として素晴らしいパフォーマンスを実現できるように設計されている、というのです。
来年のA16チップはTSMCの3nmプロセスで製造されるとの噂があります。
Source:Creative Strategies via 9to5Mac
(lunatic)