Apple、カリフォルニア州で自動運転車のドライバーを増強。114人に

    Apple 自動運転車

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    Appleは今年5月、米カリフォルニア州の自動運転の試験車両を54台に減らしましたが、ドライバーの数は月毎に増加しており、現在では114人のドライバーを抱えていることが明らかとなりました。7月30日時点では、同社がドライバーの数は92名と届け出ていると報じられていました。

    カリフォルニア州で、自動運転車の公道走行テストを拡大

    2020年10月にはドライバーの数が最大で154人に達するなど、Appleは、カリフォルニア州における自動運転車の公道走行テストを拡大してきました。しかし、利用できる試験車両の数は8月の69台から増加していません。
     
    カリフォルニア州車両管理局(DMV)によると、ドライバーレス許可証を取得しているメーカーはいくつかありますが、Appleは未だに許可証の申請を行っていないとのことです。それだけでなく、今年8月には、Apple自動運転車が試験走行時に接触事故を起こすなどしています。
     
    同社は、自動運転技術の開発に取り組んでいるものの、いつ、「Apple Car」として正式に発表するのかは不明です。最近では、Appleの自動車開発計画「Project Titan」を率いていたダグ・フィールド氏がFordに移籍し、Appleのケビン・リンチ氏が後任としてプロジェクトを引き継ぐことが発表されています。

    Apple、自社製造の噂も

    Apple Carに関しては、Appleが自社製造に方針転換したという噂もあります。韓国のメディアMail Economic Dailyによると、同社には「車両関連のエンジニアが100人」おり、最終的な部品サプライヤーを選定していると報じています。
     
    8月にはThe Korea Timesが、Appleが韓国のベンダーとのパートナーシップなしではEV事業計画を完成させることはできないとして、同社の従業員チームが韓国のパートナーと協議していると報じています。
     
    今のところ、Appleが「Project Titan」において、どのような車を製造するのか、もしくは、他の車の為の技術を開発しているのかなど詳細は明らかになっていません。また、発売時期も不明で、10年後に発表される可能性もあると言われています。
     
     
    Source:macReports,The Korea Times,Mail Economic Daily via 9to5Mac
    (m7000)

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