Shazam、iOSのコントロールセンターからの音楽検索が10億回を突破

Apple傘下の音楽認識サービスShazamは、iOSのコントロールセンターからのShazam検索の数が10億回を突破したと発表しました。コントロールセンターからのShazam検索は、2020年9月リリースのiOS14.2で利用可能になっています。
機能提供開始から1年間で10億検索を突破
Shazamは、2020年の9月に公開されたiOS14.2でコントロールセンターからの起動に対応しました。
約1年間で、コントロールセンターからのShazam検索数が10億人を突破しています。
Shazamによると、コントロールセンターから検索された楽曲トップ10は以下のとおりです。
- 「Talking To The Moon」 Bruno Mars
- 「Astronaut In The Ocean」 Masked Wolf
- 「Montero (Call Me By Your Name)」 Lil Nas X
- 「Beggin」 Maneskin
- 「Another Love」 Tom Odell
- 「Runaway」 Aurora
- 「Dick」 StarBoi3 Feat. Doja Cat
- 「Arcade」 Duncan Laurence
- 「Stay」 The Kid LAROI & Justin Bieber
- 「drivers license」 Olivia Rodrigo
現在はアプリを入れなくてもコントロールセンターから起動可能
Shazamは、2018年9月にAppleが買収した音楽認識サービスで、2021年6月に1カ月あたりの楽曲検索数が10億に到達したと発表していました。
5月に公開されたiOS14.6では、ShazamアプリをインストールしていなくてもコントロールセンターからApp Clipを使って起動できます。
最近は、Apple Musicが配信されているDJミックスされた楽曲を認識し、権利者にロイヤルティを支払うのにShazamの技術が活用されています。
Apple Musicで独自プレイリストも公開
Shazamは、Apple Musicで独自のプレイリストを公開しており、1月にはShazam検索の傾向をもとに2021年にヒットする楽曲を予測、発表しています。
このほか、日本でこの1週間にShazam検索されている楽曲上位20曲のプレイリストも公開されています。
Source:9to5Mac, iDownloadBlog
(hato)