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2021年9月11日 08時16分

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総務省、iPhone13発売を前に携帯販売店での高額プラン誘導などの通報窓口設置

キャリアショップ


 
総務省は9月10日、携帯電話販売店で高額な料金プランに誘導する販売手法が見られた場合、匿名で通報できるWebフォームを設置しました。iPhone13発売でショップ来店客が増える時期を控えているだけに、ユーザー保護につながることが期待されます。

希望しない高額プランへの誘導などを報告可能

総務省が設置した「携帯電話販売代理店に関する情報提供窓口」は、携帯電話販売代理店における不適切な販売行為を匿名で通報できるWebフォームです。
 
「窓口」は、総務省の有識者会議「消費者保護ルールの在り方に関する検討会」の報告書公開に合わせて設置されました。
 
総務省「携帯電話販売代理店に関する情報提供窓口」
 
Webフォームでは、情報の種別として、利用者のニーズを踏まえずに高額な大容量プランを勧める「適合性の原則違反関係」、通信契約がないと端末の販売を拒否するなどの「通信料金と端末代金の完全分離違反関係」などについて、具体的な違反の内容を4,000字以内のテキストで報告できます。
 
総務省から連絡しても良いかを選択でき、連絡を受けても良い場合は「氏名(任意)とメールアドレス」か「氏名(必須)と電話番号」の入力が必要ですが、連絡不要の場合は連絡先や氏名の入力は不要です。
 
提供された情報は、必要に応じて消費者庁や公正取引委員会とも共有されます。

iPhone13発売前、ユーザーに不利な販売の抑止力となるか

携帯キャリアの看板を掲げるキャリアショップの多くは、販売代理店によって経営されています。その経営は、携帯キャリアの評価目標達成時に支払われる報奨金を頼りにしているのが実態です。
 
公開された報告書では、総務省が販売代理店に実施した調査で、4割以上のキャリアショップ店員が、携帯キャリアからの評価基準を達成するために来店客のニーズを踏まえずに高額な料金プランの勧誘をしたことがあると回答したことを踏まえ、携帯キャリアによる販売代理店の評価基準見直しが必要と指摘しています。
 
9月にはiPhone13の発売が見込まれており、来客が増える時期にあわせて、各キャリアショップでも契約獲得に力を入れる時期だけに、「通報窓口」の存在がユーザーの不利益になる販売手法への抑止力となることが期待されます。

新プランをエサに高額プラン勧める手法も問題に

2021年春に、オンライン向け新料金プランのサービスが開始されると、新料金プランの看板を掲げて誘客し高額な料金プランを勧める販売手法を、「アハモフック」「povoフック」として携帯キャリアが販売代理店に指示していたことが問題化していました。
 
6月には、公正取引委員会もキャリアによる代理店への評価制度見直しを求める報告書を公開しています
 
 
Source:総務省( 報道発表, 携帯電話販売代理店に関する情報提供窓口
(hato)

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