M1 MacBookの画面割れ問題、米国で集団訴訟に発展する可能性も

Apple M1 MacBook Pro

Apple M1 MacBook Pro
 
米国の弁護士事務所が、M1 MacBook Pro/Airの画面割れ問題について調査を行っており、今後のAppleに対応によっては集団訴訟に発展するかも知れません。

M1 MacBookで画面割れ問題が多発

Appleの独自チップであるM1を搭載したMacBook ProMacBook Airの両方で、通常の使用法にも関わらず画面に亀裂が入ったという報告が相次いでいます
 
米ワシントンDCを拠点とする弁護士事務所Migliaccio & Rathodは、画面割れ問題が起きたM1 MacBook/Airの所有者に質問状を送り、調査を進めていることを明らかにしました。

対Microsoft集団訴訟を計画した実績あり

弁護士事務所は同社のサイトにおいて、多くのユーザーが特に力を入れていないにも関わらず、閉めた状態から開いただけで画面割れが生じた、画面を見る角度を変えただけでひび割れが入ったと報告していると述べています。
 
また画面割れについてAppleに苦情を申し立てた一部のユーザーは、Appleのサポート担当者から「キーボードと画面の間にゴミなどが入り込んだことが原因だろう」との説明を受けたとも、Migliaccio & Rathodは記しています。
 
同弁護士事務所は現在はあくまで調査をしている段階であり、問題を抱えているユーザーに質問状に回答するか、直接連絡するよう呼びかけています。
 
Migliaccio & Rathodは約3年前、MicrosoftのSurface Pro 4の画面割れ問題で、Microsoftを相手取り、集団訴訟を計画した実績があります。ただしこの集団訴訟については、Microsoftが修理プログラムを発表したため、計画段階で終わっています。

 
 
Source:Migliaccio & Rathod via AppleInsider
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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