iOS15、ナイトモード撮影のオフ設定を保持可能

iOS15では、暗い場所でも明るい写真が撮れるナイトモードをオフにして、自動でオンに戻らないように設定可能になります。意図的に暗さを活かした写真を撮りたい場合などに有効です。
iOS14ではオフにしても復活するナイトモード
ナイトモードは、2019年に発売されたiPhone11シリーズで利用可能になった、わずかな光でも明るい写真が撮影できる機能です。現在、iPhone11シリーズとiPhone12シリーズで利用可能です。
ナイトモードは、暗い場所で写真を撮影しようとすると、自動でオンになります。
不要な場合は手動でオフにすることは可能ですが、他の撮影モードとは違い設定を記憶できないため、カメラアプリを再起動すると再び自動でオンになります。
ナイトモードのオフ設定を保持可能
iOS15では、ナイトモードのオン/オフを記憶させることが可能になり、ナイトモードをオフにした後にカメラアプリを再起動してもオフの状態が維持される、と9to5Macが伝えています。
「設定」アプリの「カメラ」>「設定を保持」のメニューの中にある「ナイトモード」のトグルをオン(緑)にすると、ナイトモードの設定を保持することが可能になります。
ナイトモード、オフでクールな写真を
米メディア9to5Macのザック・ホール氏は、ナイトモードをオンにすると明るく被写体が分かりやすい写真が撮れるが退屈な印象も受ける、ナイトモードをオフにしたクールな写真も良い、とコメントしています。
iOS15は今秋公開予定、iPhone13はカメラ性能がさらに向上か
iOS15は、現在開発者向けベータ5、登録ユーザー向けパブリックベータ5がリリースされており、一般ユーザー向けの正式版は今秋公開予定と発表されています。
9月に発表・発売が見込まれる次期モデルiPhone13シリーズでは、全モデルにセンサーシフト光学式手ぶれ補正機構が搭載されると伝えられており、薄暗い場所でも手ぶれの少ない写真が撮りやすくなると期待されています。同機構は、iPhone12シリーズでは、iPhone12 Pro Maxのみが採用しています。
Source:9to5Mac
Photo:Appleサポート
(hato)