Gmailによる個人情報収集をできるだけ少なくするには

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プライバシー保護を気にかけるなら、Gmailアプリを直接利用するのは避けたほうがいいかもしれません。

Gmailのプライバシーラベルからわかる収集情報の多さ

Appleが2020年12月にプライバシーラベルの表示をiOSアプリに義務付けた時、Googleはアプリの更新を遅らせ、同ラベルの表示を避けていると指摘されました。
 
現在Gmailのプライバシーラベルを見ると、Appleのメールと比べ、いかに多くの情報が収集されているかがわかります。ラベルはGoogleがどれだけ多くの個人情報をあつめているかを白日のもとに晒しています。
 
gmail プライバシーラベル

「メールプライバシー保護」の導入

そしてAppleはiOS15で「メールプライバシー保護」を導入、メールが開封されたかどうかを送信者に知られないようにするとともに、IPアドレスを隠し、送信者がIPアドレスを使ってユーザーの位置情報を把握したり、プロファイルを作成したりできないようにすると発表しました。
 
米メディアForbesによると、現在多くのユーザーが受信するメールの70%に目に見えないトラッカーが埋め込まれており、ユーザーがメールを開いた瞬間に、使用しているデバイスや読んだコンテンツ、メールを開いた時間や場所などの多くの情報を送信者に伝える仕組みになっています。
 
iOS15の「メールプライバシー保護」機能が導入されれば、ユーザーがメールを開いても、埋め込まれたトラッカーが情報を収集・送信できなくなります。

Gmailアプリは使わないほうが賢明

ただしこれはあくまでiOSのメールアプリの話なので、Gmailを含むサードパーティーのアプリには適用されません。つまりGmailを使う限り、個人情報は収集され続けます。
 
しかしGmailの使用をやめなくても、「メールプライバシー保護」の恩恵を受けることができます。Gmailアプリを使わずに、Appleのメールアプリ経由でGmailアカウントを利用すればいいのです。そうすれば、メールに埋め込まれたトラッカーによる情報収集を防ぐことができます。

 
 
Source:Forbes
(lunatic)

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