TikTokの「失神ゲーム」、12歳の少年が死亡する事故が発生

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    海外メディアは現地時間7月23日、米国オクラホマ州に住む12歳の少年が死亡する事故が発生したと報じました。TikTokの「失神ゲーム」を行っていたものとみられています。

    12歳の少年が死亡

    米大手メディアのUSA Todayによると、亡くなった少年はTikTokにおける「失神ゲーム」を行っていた模様です。
     
    亡くなった少年は現地時間7月19日(火)の深夜、オクラホマ州のベサニーのアパートにおいて、意識不明の状態で警察官に発見されました。
     
    少年の首には、首を絞めた跡である索痕が残っていました。
     
    治療のため、オクラホマ大学の小児病棟に緊急搬送されましたが、翌日の20日に死亡しました。
     
    現地警察は、少年が自殺を図ったのではなく、TikTokの失神ゲームを実行していたところ事故により死亡したとみて捜査を継続しています。
     
    TikTokにおいては、一部の若年層において、失神するまで首を絞め、その後に意識を回復する際に一種の快感を得る「失神ゲーム」がトレンドとなっており、2021年1月にはイタリアで10歳の少女が死亡する事故が発生しています。
     
    地元テレビ局KWTVによると、現地警察の担当者は「SNSは子どもたちに多大な影響を与えており、保護者は、子ども達がSNSで何をしているのか、確認する時間を持った方が良い」と警鐘を鳴らしています。
     
    また失神ゲーム以外でも、TikTokユーザーが撮影中等に亡くなるケースもあり、自分自身を銃で撃ち死亡する事故や、線路での撮影中に列車にひかれて死亡する事故が海外で発生しています。
     
     
    Source:KWTV via USA Today
    (seng)

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