iOS15やwatchOS8、デバイスの空き容量が少なくてもアップデート可能に

watchOS8 WWDC21

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現地時間7月14日にリリースされたiOS15watchOS8のベータ3では、ストレージの残容量が少なくてもアップデートが可能になっています。

空き容量500MB未満でもアップデート可能に

Appleが開発者向けにリリースしたiOS15、iPadOS15、watchOS8それぞれのベータ3のリリースノートには、以下の記載があります。
 

デバイスのストレージ空き容量が500MB未満でも、ソフトウェアアップデートからアップデートが可能です

 
なお、AppleはiOS15を発表した際に、データをバックアップして新しいiPhoneに移行するとき、一時的にiCloudストレージが無料で増量されると発表していますが、今回の変更との関係は不明です。

Apple Watch Series 3のアップデート問題も解決か

Appleが現在も販売を継続しているApple Watch Series 3のGPSモデルで、ストレージ容量が不足し、OSをアップデートできない問題が発生しています。
 
iOS14.6では、アップデートの前にApple WatchとiPhoneのペアリングを解除しデータを消去するよう案内されるようになりました
 
今回追加された新機能により、ストレージ容量が少ないデバイスでもOSのアップデートが可能になることが期待されます。
 
iOS15やwatchOS8の一般ユーザー向け正式版は、2021年秋に公開される予定です。
 
 
Source:Apple (1), (2) via 9to5Mac
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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