スマホを毎年買い替える必要がない5つの理由

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    スマートフォン黎明期には、著しい機能のアップグレードが毎年行われていましたが、昨今のスマホを見ると、買い替えても機能上ほとんど変化が感じられないといったことも多々あります。テックメディアMUOは、スマホを毎年買い替える必要がない5つの理由をまとめています。

    1. 昨今のスマホは差分的にしかアップグレードされない

    毎年のアップグレードごとに、より大きく解像度の高いディスプレイ、より高性能のカメラが搭載され、動作の高速化が図られていた時代は終わり、昨今のスマホモデルの進化曲線はよりなだらかなものとなっています。
     
    5GやWi-Fi 6などのワイヤレス技術の導入は進んでいますが、今すぐに必要というわけでもありません。スピードテストではパフォーマンスの違いが見られるかもしれませんが、動画視聴など実際的なシナリオではあまり変化は感じにくい、とMUOはコメントしています。

    2. スマホバッテリーは最低でも2年は持つ

    スマホのリチウムイオンバッテリーは経年劣化するといわれていますが、それでも1年後にデバイスを買い替える理由にはなりません。
     
    多くの場合、スマホのバッテリーは購入から最低2年は最適なパフォーマンスを発揮するとされています。また、バッテリー交換により同じデバイスを継続して使用することももちろん可能です。

    3. スマホのソフトウェアアップデートは何年も提供される

    Androidスマホのセキュリティアップデートの提供期間も最近は長期化しています。Samsungは今年、SシリーズとAシリーズの両レンジのGalaxyデバイスに発売から4年までセキュリティアップデートを提供すると発表しています。
     
    iPhoneはさらにサポート期間が長いことで知られています。iPhone6sは今年9月で発売から6年となりますが、iOS15でもサポートされることがすでに明らかになっています。

    4. フラッグシップモデルの販売価格が上がっている

    ひと昔前までは、フラッグシップ機は600ドル〜700ドル(約66,000円〜77,000円)で購入することができましたが、昨今のハイエンドモデルは1,000ドル(約11万円)を超えてくることも多々あります。
     
    高価格なフラッグシップモデルを購入から1年で買い替えてしまっては元が取れない、とMUOは述べています。

    5. パフォーマンスの違いに気付かない

    デバイスに搭載されるRAMやストレージの容量は大きくなっていますが、マルチタスキングマニアでもない限り、8GBと12GBのRAM容量の違いによるパフォーマンスの変化に気づくことはない、とMUOはコメントしています。
     
    スマホメーカーは1年前に購入したスマホがあたかも時代遅れに見えるようにマーケティングを行ってきますが、ほとんどの場合アップグレードは必要ない、とMUOは結論づけています。
     
     
    Source:MUO
    Photo:Android
    (lexi)

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