今年9月で発売から6年のiPhone6s、iOS15へとアップデート可能
iPhone6sが発売されてから今年の9月で6年の月日が経過しますが、iOS15でサポートされることが明らかになりました。
iPhone史上最長のサポート期間
iPhone6sと並んでiOS15のサポートが決定しているモデルには、iPhone6s Plus、iPhone SE(第1世代)が挙げられます。
発売から6年経過しても最新OSにアップデート可能な状況はこれまでになかったことです。iPhone5sは、発売から5年が経過した時点でiOS12にはアップデートできましたが、6年目のiOS13ではサポート終了となってしまいました。
Androidデバイスでは、Samsungが4年間のセキュリティアップデートを提供していますが、それでも6年には到底及びません。
iPhone6sでは使えないiOS15機能も
米メディアThe Vergeによれば、A9 Bionicプロセッサを搭載したiPhone6sはiOS15にアップデートできたとしても、使えない機能が存在するとのことです。
例えば、Google Lensのような機能「Visual Lookup」や写真アプリの「テキストの認識表示」、FaceTimeのポートレートモード、マップの没入感のある道案内は、iPhone6sでは使えないことがわかっています。これらの機能には、A12 Bionicチップを搭載したiPhone XSおよびXR以降のデバイスが必要となります。
最新OSでデバイスの動作速度が低下する?
最新のソフトウェアを旧デバイスにインストールした場合、動作速度が低下する可能性が考えられますが、少なくともiOS14はiPhone6s上でも問題なく動作したことがいくつかのメディアの調査で明らかになっているため、iOS15にアップデートしても速度に支障を来さないかもしれません。
しかしながら、ウィジェットなどの機能はiPhone6sの4.7インチスクリーンでは使用が難しいかもしれない、とThe Vergeはコメントしています。
それでも通知の要約や「フォーカス」機能など、古いiPhoneでもiOS15をインストールする価値のある機能は多々ありそうです。
Source:The Verge
Photo:Kārlis Dambrāns/Flickr
(lexi)