ベッドでスマホを使用中に感電死〜充電しながらの操作には注意

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買ったばかりのスマートフォンでゲームを楽しんでいた女性が感電死する痛ましい事件がタイで発生しました。充電中のケーブルから漏電したと考えられます。

ゲームプレイ中に感電死か

タイ北東部ウドンタニで5月上旬、54歳のヨーエン・サエンプラサートさんがベッドに横たわった状態で遺体として発見されました。充電器のケーブルが腕にかかった状態で火傷の跡があったことから、サエンプラサートさんは充電状態のスマートフォンを使用中に感電死したと考えられています。
 
救急隊員によって蘇生が試みられましたが、夫のプラシットさんが横たわった彼女を発見してから4時間以上が経過しており、息を吹き返すことはありませんでした。同氏の証言によると、事件の2日前に誕生日プレゼントとして彼女にスマートフォンをプレゼントしたばかりだったとのことです。取材に対し、プラシットさんは「妻はベッドでくつろぎながらスマートフォンでゲームを楽しむのが好きだった。だが、充電しながらプレイするのが危険だとは知らなかった」と肩を落としました。

ボロボロの充電ケーブルには注意

スマートフォンに問題があったのか、アクセサリーに問題があったのかは不明ですが、おそらく充電ケーブルが損傷していたことによる感電死ではないかと推測されます。スマートフォンを充電しながら操作した結果、何らかの原因でケーブル越しに漏電が発生し、ユーザーを死に至らしめた事件は枚挙に暇がありません。
 
今回事件の起きたタイだけでも、2019年に充電中のケーブルが金属製ベッドに接触して17歳の少女が、2020年にスマートフォンで音楽を聴いている最中に漏電して16歳の少女が、それぞれ死亡しています。
 
サードパーティの劣悪な充電ケーブルは言わずもがな、メーカーの純正品でもビニールが破けて配線がむき出しになる状態は珍しくないために注意が必要です。実際に筆者の身近でも、配線がむき出しになったスマートフォンの充電ケーブルを使い続けた結果、導線が断線してショートし発火、布団が燃えた事件が起きています。
 
 
Source:DailyMail
Photo:Amazon
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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