Apple、AirTagの詳細図面を公開。中央部分にスピーカー

    AirTag/ Apple Accessory Design Guidelines

    AirTag/ Apple Accessory Design Guidelines
     
    Appleが、紛失防止タグAirTagやM1搭載iPad Proの詳細な寸法の入った図面を公開しました。AirTagのスピーカー位置なども公表されています。

    アクセサリー制作者向けガイドラインを改訂

    Appleは、アクセサリー制作者向けのガイドライン「Accessory Design Guidelines for Apple Devices」のバージョンR14を現地時間4月23日付けで公開しました。
     
    Appleがスペシャルイベント「Spring Loaded.」で発表したAirTagや、M1チップ搭載のiPad Pro(12.9インチ、11インチ)の詳細な図面が掲載されているほか、iPhone、iPad、Apple Watch、AirPodsなどの図面や電源使用などが掲載されており、PDFファイルで300ページ以上のボリュームです。
     
    同ガイドラインは、日本語版も公開されていますが、本稿執筆時点では日本語版は2020年10月16日付けで改訂されたR13のままです。

    中央部分にスピーカー

    AirTagについては、円形の中央部分がスピーカーなので覆わないよう指示があるほか、その周辺部分はアンテナ用に開けておくよう指示が確認できます。
     
    AirTag/ Apple Accessory Design Guidelines
     
    なお、AirTagはIP67等級の防沫性能、耐水性能、防塵性能を持ち、スピーカー用の開口部がないことから、表面を振動させて音を鳴らすと推測されます。
     
    AirTag/ Apple Accessory Design Guidelines
     
    中央から周辺に向かって緩やかなカーブを描く部分の詳細な寸法や、いくつも組み合わせられた円の直径寸法なども記載されています。
     
    AirTag/ Apple Accessory Design Guidelines
     
    図面によると、AirTagの厚さは7.98ミリ、直径は31.87ミリで、Appleが公表している厚さ8.00ミリ、直径31.9ミリよりもごくわずかに小さいことが分かります。
     
    AirTag/ Apple Accessory Design Guidelines
     
     
    Source:Apple via iをありがとう
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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