iOS15はどうなる?これまでの噂をまとめてみた


 
Appleは近くiOS14.5をリリースする見通しですが、現地時間6月7日から6月11日にかけて開催される世界開発者会議(WWDC 2021)では、次の大きなアップデートとなるiOS15が発表される見込みです。
 
ハードウェアと異なり、Appleが社内ですべての開発を行っているOSの情報はほとんど漏れてきませんが、それでもベータ版に含まれるコードなどから、開発者らがiOS15についての分析を行っています。
 
米メディアCNETがiOS15に関する噂や情報、リリース時期予想などをまとめていますのでご紹介します。

iOS15の噂まとめ

iOS15のリリース時期:おそらく9月

Appleは例年、6月の世界開発者会議の基調講演でiOSを含む各種OSを発表し、その直後に最初のベータ版を開発者向けにリリースしています。昨年初のオンラインイベントとなったWWDC 2020でも同様のスケジュールでしたので、オンライン開催が決まった今年のWWDC 2021でも、おそらく同様のスケジュールが踏襲されるでしょう。
 
iOS15のリリース時期は、iPhone13の発表とともに9月になる可能性が高いとCNETは見ています。昨年のiPhone12シリーズの発売は10月および11月へとずれ込みましたが、iOS14は9月にリリースされています。したがって今年のiOS15も、9月にリリースされる確率が高そうです。

 

対応デバイス:iPhone7以降か

iOS15が対応するデバイスは、iPhone7以降になると、イスラエルの情報サイトThe Verifierとフランスの情報サイトiPhoneSoftが伝えています。
 
iOS14の対応機種はiOS13と変わらず、iPhoneシリーズではiPhone6s(2015年9月発売)以降の各モデルと、iPod touch(第7世代)でした。
 
しかしiOS15は、iPhone6s/6s Plusはサポートしない可能性があります。

 

iOS15の新機能:デフォルトアプリの変更など

iOS14がメジャーアップデートであったため、iOS15ではそれほど大きな新機能追加は行われず、安定性や機能向上が中心になると考えられています。
 
PhoneArenaは、iOS15では変更可能となるデフォルトアプリが増えると推測しています。iOS14ではブラウザメールアプリが、サードパーティーのものへと変更可能となりました。iOS15では、こうした変更可能なアプリがさらに増えるというのがPhoneArenaの予想です。
 
また同メディアは、iOS14でホーム画面に配置可能になったウィジェットが、iOS15ではさらにオプションが増え、使い勝手が向上するとも述べています。

 
 
Source:CNET
Photo:the Hacker 34/YouTube
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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