新型12.9インチiPad Proの出荷、5月中旬に安定?ミニLEDの供給回復に目処
台湾DigiTimesが、新型12.9インチiPad Proに搭載される見通しのミニLEDバックライト用LEDの供給は、4月下旬に回復すると報じました。
来週のイベントで新型12.9インチiPad Proを発表か
Appleが現地時間4月20日午前10時(日本では4月21日午前2時)から開催するスペシャルイベント、「Spring Loaded」で発表される可能性の高い新型12.9インチiPad Proは、ミニLEDバックライトディスプレイを搭載するとみられています。
このディスプレイ用のミニLEDバックライトは、台湾EpistarとLextar Electronicsが共同で設立した持ち株会社であるEnnostarが行い、2021年第1四半期(1月〜3月)後半か、第2四半期(4月〜6月)に生産開始するとDigiTimesが報じていました。
部材の供給回復で、5月中旬には出荷数増加?
ミニLEDバックライトを搭載したディスプレイの生産に関し、歩留まりが良くないことで新型12.9インチiPad Proの発売が遅れる、初期出荷数が少なくなる懸念が指摘されています。
DigiTimesによれば、ミニLEDバックライトユニット用LEDの出荷が4月下旬に回復するとのことですので、5月中旬頃には新型12.9インチiPad Proの出荷数も安定すると期待されます。
なお、ミニLEDバックライトディスプレイを搭載するのは新型12.9インチiPad Proのみで、新型11インチiPad Proは現行モデルと同様のディスプレイを搭載すると噂されているため、こうした懸念とは無関係と思われます。
Source:DigiTimes
(FT729)