2020年6月25日00:05公開 / 2021年1月8日17:25更新

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次期iPad Pro 12.9インチは10,000個のミニLED搭載~生産に向け協業

Apple公式 iPad Pro 12.9 第4世代


 
次期iPad Pro 12.9インチは、ディスプレイ用バックライトとして1台あたり10,000個ものミニLEDが必要とのことで、その供給に向けて台湾EpistarとLextarが共同で持ち株会社を設立し、投資を加速しているとLED専門メディアLEDinsideが報じています。

Apple製品で大量購入見込み

Mini LED
 
TrendForceによるレポート、「2020年における次世代ミニLEDディスプレイテクノロジーと、サプライチェーン分析」によれば、12.9インチiPad Proのディスプレイを、ミニLEDバックライト搭載ディスプレイに置き換える場合、パネル1枚あたり最大10,000個ものミニLEDチップが必要とのことです。
 
Apple製品へのミニLEDバックライト搭載ディスプレイは今後、12.9インチiPad Proだけではなく、14.1インチMacBook Proや、16インチMacBook Proに搭載されるとの噂もあり、その主要サプライヤーはEpistarになるだろうと、LEDinsideは予想しています。

ミニLEDバックライト生産に向け大幅投資

Appleからの大量受注を確実にするため、Epistarは60億台湾ドル(約220億円)の投資を行い、その8割以上をミニLED生産設備の拡張に充てたとのことです。
 
また、AUOグループ企業であるLextarはEpistarと持ち株会社を設立し、ミニLEDバックライト生産に向けた過当競争を抑えつつ、両社で開発予算を分担する見通しだとLEDinsideは報告しています。
 
 
Source:TrendForce via LEDinside (1), (2)
Photo:EverythingApplePro/YouTube
(FT729)

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著者情報

iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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