Apple、App Storeでタグをテスト導入。より関連性の高い検索結果を表示

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現在、App Storeには約200万近くのアプリがありますが、Appleは、より関連性の高い検索結果を表示するための新機能をテストしているようです。

App Store、一部iPhoneユーザーにタグを公開

ここ数週間、一部のiPhoneユーザーにおいて、「写真」や「壁紙」など検索需要の高い単語を検索すると、App Storeにタグが表示されるようになりました。例えば、「写真」を検索すると、「コラージュ」「エディター」「ストレージ」などのタグが表示されます。
 
タグをタップすると、それに応じた検索結果がキュレーションされます。例えば、「写真」を検索した後に「コラージュ」をタップすると、写真をコラージュできるアプリが検索結果に表示されます。また、この例の「コラージュ」のように2番目に表示されたタグを選択すると、さらに検索結果を絞りこむことができます。
 
今のところ、このタグはごく一部のユーザーにしか表示されていないようです。タグが表示されているユーザーの多くはiOS14.5のベータ版を使用していますが、iOS14.4.2でタグが表示されたというユーザーも存在するため、タグはサーバー側で変更されおり、最終的には複数のiOSバージョンで使用できるようになる可能性があります。

訪問者の70%はアプリを探すために「検索」を使用

AppleのWebサイトによると、App Storeの訪問者の70%がアプリを探すために「検索」を使用しているとのことで、検索タグは多くのユーザーに恩恵をもたらすこととなるでしょう。Appleは2016年、検索広告を導入し、開発者は同社に料金を支払うことで、ユーザーの検索クエリに対するアプリの関連性に基づいて、検索結果の上部にアプリを表示させることができるようになりました。
 
iOS14.5は現地時間2月1日よりベータテストが行われており、今週、ベータ7がリリースされました。Appleは、iOS14.5の正式版を春先にリリースすると発表しており、最近のインタビューでは、ティム・クック最高経営責任者(CEO)が「ほんの数週間」でリリースされると述べています。
 
 
Source:MacRumors
(m7000)

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この記事を書いた人

本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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