極寒の川に落ちた男性、Apple Watchのおかげで無事救助

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米メディアは、極寒の川に落ちた男性が、身につけていたApple Watchで助けを呼び、九死に一生を得たと報じました。

氷が割れて川に転落

米地方テレビ局WMURは現地時間3月9日、ニューハンプシャー州のサマーズワースにおいて川に転落した男性がApple Watchのおかげで無事に救助されたと報じました。
 
川に転落した男性は教師のウィリアム・ロジャースさんで、3月7日(日)に凍った川の上で趣味のスケートを楽しんでいたところ、突然氷が割れ、極寒の水中に落ちてしまいました
 
ウィリアムさんは、WMURのインタビューの中で「本当に怖かった。オーマイゴッド!水中に沈んでしまう!と思ったよ」と当時の思いを振り返っています。

Apple Watchのおかげで無事救助

極寒の川に落ちたウィリアムさんは、一刻も早く水中から脱出する必要がありました。周囲の氷に這い上がろうとしましたが、氷は割れ続け、結局水から上がることができませんでした。
 
周囲には誰もおらず、携帯電話も手が届きません。ウィリアムさんには低体温症の兆候が出始めており、大変危険な状況となっていました。
 
ウィリアムさんは「落ち着け、方法があるはずだ、パニックになるな」と自分に言い聞かせました。
 
そこでApple Watchを身につけていたことに気づき、Apple Watchを使って救急隊に連絡することに成功します。
 
ウィリアムさんは救急隊の電話オペレーターに「私はおそらく10分後には受け答えができなくなるだろう」と伝えるほど、危険な状態となっていました。
 
その後、現地消防当局の救急隊が5分以内に現場に到着し、ロープを使ってウィリアムさんを無事に救助しました。
 
Apple Watchは、転倒検出機能や通話機能により、ハシゴから落下した高齢者や、容疑者に刺された警察官など、多くの命を救ってきました。
 
ウィリアムさんのケースも、Apple Watchのおかげで命が助かった事例の一つとなりそうです。
 
 
Source:WMUR
Photo:9to5Mac
(seng)

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この記事を書いた人

海外経験を活かし2020年からライターとして活動中。日々のお得情報から海外事件まで幅広くカバー。iPhone12 miniを愛用し、iPhone歴通算10年、Android通算5年程度。格安ガジェット好き。

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