Apple、2020年に完全ワイヤレスイヤホン市場で圧倒的なシェアを獲得

Apple AirPods Pro

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Appleは昨年、完全ワイヤレスステレオ(TWS)ヘッドセット市場で非常に大きなシェアを占めたことが、調査会社Strategy Analyticsの調査により明らかになりました。

Appleがほぼ半分のシェアを占有

Strategy Analyticsによれば、2020年の完全ワイヤレスステレオヘッドセットの売上台数は3億台に上り、前年と比べて約90%の成長がみられたとのことです。
 
TWSヘッドセット市場の売上のうち、Appleほぼ半分に迫るほどの大きなシェアを獲得したことがわかっています。具体的なパーセンテージは示されていませんが、ドーナツグラフでそれぞれのブランドごとのシェアの大きさが表されており、Appleのシェアの高さを伺うことができます。
 
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TWSヘッドセット市場のシェアでは、Xiaomi、Samsung、Huawei、Realme、JBLがAppleに続いています。

市場はまだまだ成長のポテンシャルがある?

「Appleは2020年にTWSセグメントをリードしたものの、競争の激化により圧倒的なシェアは縮小傾向にある。2021年にはXiaomi、Samsung、そしてHuaweiとの激しい競争が予測されるだろう」とStrategy Analyticsの所長、ケン・ハイダース氏はコメントしています。
 
「TWSヘッドセット市場はすでに飽和状態にあり、売上は上昇傾向にあるものの、数年先の統合化は避けられないだろう」
 
これに対して、Strategy Analyticsの副所長のヴィレ-ペテリ・ウコナホ氏は楽観的な見方を示しています。
 
「(前略)Bluetoothヘッドセットを持っているのはグローバルレベルで見ればまだ10人に1人であり、市場はまだまだ成長の余地がある。スマートフォンベンダーがワイヤー付きヘッドホンのスマホへの同梱を取りやめていることもあり、Bluetoothヘッドセットのポテンシャルは高い」
 
 
Source:Strategy Analytics via MacRumors
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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