インドでのiPhone売上とAppleの市場シェアが倍増

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調査企業CounterpointとCyberMediaの統計から、インドにおけるAppleの2021年度第1四半期(10月〜12月:Apple独自の会計年度)収益が、大幅に伸びたことが分かりました。

幅広いiPhoneが受容されシェア倍増

インドにおける2021年度第1四半期のiPhone売上は150万台と、前年同期比で2倍となりました。この四半期売上はインドにおけるAppleの新記録となる見込みです。また1月〜12月の通年では、前年比で60%増の320万台が販売されました。
 
iPhone11やiPhone XR、iPhone SE(第2世代)といった過去の廉価版モデルだけでなく、最新モデルのiPhone12も好調な売上を牽引しており、インドにおいて幅広い世代のiPhoneが受容されている傾向がうかがえます。これを受けてAppleの市場シェアも倍増し、4%となりました。
 
なおAppleの2021年度第1四半期決算は、1月27日(現地時間)に発表されます。

シェア拡大に苦労するApple

インドは現在、中国や米国と肩を並べる巨大スマートフォン市場ですが、現地の物価ではiPhoneが非常に高価な端末となっており、Appleは攻略に難航しています。
 
以前よりインドは自国で生産したiPhone以外に高額な税金を掛けており、ただでさえ安くない価格がさらに高額となるため、最新モデルは「世界一高いiPhone」となるのがお決まりです。そのためAppleはここ数年、サプライヤーと協力して組み立て工場をインドに設けることで税金を回避することに腐心してきました。
 
また、Apple Musicを始めとしたサブスクリプションも、現地の競合他社に対抗するため月額120ルピー(約160円)と極端に安いのが特徴です(日本では月額980円)。
 
 
Source:AppleInsider
(kihachi)

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