インドのiPhone12シリーズ購入者、高額な税金を払う必要あり
インドの消費者は新しいiPhone12シリーズを購入する場合、高額な税金を支払う必要があることがわかりました。
22%の関税+18%の物品サービス税
インドメディアBusiness Todayによると、iPhone12シリーズはインドで組み立てられていないため、海外から輸入されることになります。インドでは輸入品に対し、22%の関税がかかります。
さらに物品サービス税(GST:Goods and Services Tax。日本の消費税のようなもの)が18%かかるので、たとえば税抜価格119,900ルピー(約172,000円)のiPhone12 Proの場合、インドの消費者は税金だけでも36,216.98ルピー(約51,973円)も支払わなければなりません。
インドのiPhone販売価格は高い
米メディアApple Terminalは、税金のことを差し引いても、インドでのiPhone販売価格は米国などに比べて高いと指摘します。
インドでは「最大小売価格(MRP:Maximum Retail Price)」というものが存在し、iPhone12については約79,900ルピー(約115,000円)に設定されていますが(つまりすべてのiPhone12モデルにストレージ容量を問わずこの値段がついている)、日本におけるiPhone12の価格は、256GBモデルでも101,800円です。
AppleサプライヤーのFoxconn、WistronはインドにおけるiPhoneの生産台数を増やしています。しかしiPhone12はインドで生産されていないため、同国内の消費者が最新のiPhone12シリーズを手に入れるには、高額な税金を払うしかないようです。
Source:Business Today via Apple Terminal
(lunatic)