iPhone12予約は前年の約3倍、iPhone6以来の盛り上がりに〜台湾

    AppleEvent iPhone12

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    23日(金)より発売が始まったiPhone12、iPhone12 Proは、各地から近年にない売れ行きとの指摘が聞こえてきます。台湾メディア経済日報によると、大手キャリア中華電信のストアに一番乗りでiPhone12を買い求めたユーザーは、17日(土)から並んでいたほどで、現地三大キャリアのいずれも、例年にない盛り上がりだという点で一致しています。

    三大キャリアいずれも同意見

    台湾の三大キャリアは、中華電信・台湾大哥大・遠傳通信(FET)ですが、各社関係者のいずれもが口を揃えて、iPhone12シリーズの人気ぶりの凄まじさを指摘しています。
     
    最大キャリアの中華電信で最高経営責任者(CEO)を務めるシェ・ジーマオ(謝繼茂)氏は、iPhoneの需給バランスが落ち着くには、1カ月を要するだろうとし、過去最大の盛り上がりを見せた2014年のiPhone6を超える売上が期待できると述べています。
     
    台灣大哥大のリン・ジーチェン(林之晨)氏も、予約購入のムードは前年同時期の2倍〜3倍ほどだとし、現時点ではiPhone12 Proを中心に在庫の供給が追いつかないと指摘します。
     
    また遠傳電信のジン・チー(井琪)氏も、予約状況は昨年iPhone11シリーズの3.5倍だとし、2014年のiPhone6が3Gから4G LTE通信への転換期だったとすれば、2020年の今年が4Gから5G通信への転換期だと述べ、かつてないアップグレードサイクルが訪れると期待を寄せています。

    米国でも同様の観測

    こうした強気な観測は台湾だけに限りません。
     
    米国のオンラインマーケットSellCellも「iPhone12はiPhone6以来最大の販売実績を達成する可能性がある」と予測しているほか、著名アナリストのミンチー・クオ氏も、iPhone12/12 ProだけでiPhone11シリーズ全体の予約数に匹敵するとのレポートを出しています。
     
     
    Source:経済日報
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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