映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」、Apple TV+で配信の可能性

    007 ノータイムトゥダイ

    007 ノータイムトゥダイ
     
    世界中の映画ファンが心待ちにする「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」が、近いうちにApple TV+で公開されるかも知れません。

    延期に次ぐ延期の大作

    いま最も映画ファンをやきもきさせているもの――それは大作映画の公開延期でしょう。有名どころでも「ジャングル・クルーズ」「フリー・ガイ」「トップガン マーヴェリック」「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」など、様々な作品が2021年以降に延期されています。
     
    とくに007の最新作は、2020年4月公開のはずが11月になり、11月公開のはずが2021年4月になり……と公開の目処が立たず、興行収益を当て込んでいた米大手映画館チェーンも閉鎖を余儀なくされています。
     

     
    そんな大作に、Appleが助け舟を出そうとしているとの観測が浮上しています。事情通によると、Appleは現在「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」をApple TV+で独占公開すべく、入札に参加しているのだそうです。

    大作「グレイハウンド」配信の過去

    今年前半にも、Appleは第二次世界大戦を描いたトム・ハンクス主演の大作「グレイハウンド」を購入、Apple TV+での公開に漕ぎ着けています。この映画も新型コロナウイルスの煽りを受け、映画館公開が絶望的だった作品でした。
     
    映画館公開に賭けた「TENET テネット」が期待されたほどの興行収入には至らなかった一方、Disney+での配信(中国以外)となった実写版「ムーラン」は、中国本土での不評&ウイグル自治区での撮影によるボイコット運動、高額な配信価格(日本では2,980円)といった逆風がありながらも、2億ドル(約200億円)超の収益に繋がったとされています。
     
    こうした現状を思えば、007の権利を有するMGMとしても無理に映画館で公開するよりは、動画ストリーミングサービスでの配信を選ぶほうが得策なのかも知れません。なお、MGMは過去にAppleへ身売りするのではないかとの観測が浮上したこともあります。
     
     
    Source:Binged via AppleInsider,映画com
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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